ジュースの糖分って???

暑くなると冷たくて甘くて
のどごしのいいジュースを
飲む機会が増えると思いますが、
市販の飲料には大量の砂糖が入っていると
聞いたことがあると思います。
でもついつい飲んでしまうジュースは
肥満の原因にもなっています。
ジュースの原料には砂糖とは書いてなくて
ブドウ果糖液糖と表記されています。
これは1950~60年代で砂糖が高価な時代に
代わりに作られた糖分でトウモロコシから
出来たコーンシロップで作られています。
砂糖は体の中でブドウ糖と果糖に
分解されますが、ブドウ果糖液糖は
最初から水の中でブドウ糖と果糖が
浮いている状態です。
つまり代謝分解する必要が無く
ダイレクトに吸収されて血糖値が上がります。
果糖が代謝されるのが肝臓ですが
ダイレクトに入るので
とても負担がかかります。
大量に入った果糖を処理しきれなくて
脂肪に置き換えたものを肝臓に
蓄えるようになります。
一旦溜まり込むと中々代謝されないのが
脂肪肝です。
肝臓の脂肪は最後に燃焼されるので
メタボリック症候群や糖尿病の誘因になります。
ジュース以外にもドレッシングなど
甘味を出す為に使われていたりするので
出来るだけ表示をよく見て
体の中に何を入れるか選んでいきましょう。