理想の睡眠とは?

先日の長雨で桜も散り始めて

これからは新緑の気持ちいい季節が

始まりますね♪

春と言えば「春眠暁を覚えず」ですが、

これは「春の眠りは心地よいので

夜が明けたのに気付かずに

寝過ごしてしまう」という意味だそうです。

気候も穏やかになり、

ぐっすりと眠れるいい季節になりました。

睡眠は美容にも健康にも大切なもの。

でも、理想の睡眠って??

よく睡眠時間は7~8時間取ろうとか

22時以降に成長ホルモンが分泌される

など、最適とされる就寝時間が

話題にあがりますよね。

東洋医学では、できれば23時に熟睡

していることが理想とされます。

これは「子午流注(しごるちゅう)」

といって、医学的な体の働きと

時刻の関係を表したものです。

24時間を12等分したものに臓器を割り当て

担当する時間帯にその臓器を休ませると

健康になれるという考え方です。

23時~1時(子の刻)が「胆」。

胆は消化吸収に関連し、かつ決断力に

関係する場所でもあります。

午前1時~3時(丑の刻)の「肝」は

体の栄養となる血を貯めるタンクで

かつ情緒や自律神経を

コントロールしています。

つまり、体力の回復と

精神の安定のためにも

23時~3時までに熟睡していることが

重要と考えます。

眠っている時間帯が大切で

熟睡度が臓器の回復力に

影響すると分かれば、

21時くらいからはリラックスして

入眠の準備をしたいですね。

自然の移ろいを味わいながら

うららかな春の眠りに身をゆだね

時には寝坊してみるのもいいですね。

そして改めて良質な睡眠とは何か

を意識して過ごしてみましょう。