蘇りの薬・紫蘇のちから

そろそろ梅雨明けしそうな
毎日厳しい暑さが続きますが
すでに夏バテしていませんか?
さて、7月が旬の「紫蘇」ですが
独特の香りと色の鮮やかさが
料理に彩りを添えて
日本食には欠かせない薬味の代表格です。
日本人にとっては馴染み深い紫蘇ですが
その名前は、中国の医師が食中毒で
瀕死の若者に赤紫蘇を煎じて与えたら
見事に回復したという話から付けられました。
紫蘇は「蘇りの薬」なんですね。
特に暑くて寝苦しくなってきた
この季節に注目したいのが
紫蘇の安眠効果。
紫蘇の香り成分の半分を占める
ペリラアルデヒトには気持ちを鎮める
鎮静効果があると言われています。
寝苦しい夜にはぜひ「紫蘇湯」を一杯。
作り方は簡単です。
湯呑に紫蘇の葉(赤でも青でもOK)を
生のまま1~2枚入れて(ちぎってもOK)
熱湯を注ぐだけ。
いい香りが出てきたら
鼻から蒸気を吸い込みながら
ゆっくりと飲みます。
ぐっすり眠って、すっきりリフレッシュ♪
紫蘇は心の蘇りの薬でもあるんですね。
あの独特の爽やかですっきりした香り
食欲不振の夏バテにもききそうですね!