パンケーキ症候群★名前は可愛いけど…

気温が上がり、湿度が高くなると、
“パンケーキ症候群”と呼ばれる
アレルギーが増えてきます。
名前は可愛いですが、
中身は怖いダニのアレルギーです。
関西では“お好み焼き症候群”でもよかった
と思うのですが、
パンケーキ症候群と呼ばれるようになりました。
内容はかなりシビアです。
重症だと腹痛や下痢、嘔吐が突然起きたり、
喘息などアナフィラキシー様の症状がでます。
例えば同じチェーン店でも、ある店の
コーヒーを飲んだ時だけ具合が悪くなる
同じチェーン店のパン屋さんなのに、
ここの店のパンだけがダメ。
という現象が起こります。
原因はダニの繁殖ですが、
挽いたコーヒー豆、小麦粉、寒天のもと、
麺類、お麩など、ダニが繁殖できる物なら
何でも原因になります。
普段は大丈夫、家で食べるものは大丈夫、
でもどこかのお店で食べた後だけ
具合が悪くなるということは、
小麦の保存の仕方が違うから起こります。
粉ものは開けたら一度に使うか、
残りは密封して全て冷蔵庫に保存し
早めに使い切りましょう。
暑さでバテ気味の消化器系ですが、
免疫力の低下にも繋がりますので
日々気を付けたいものですね。
冷たい物の食べ過ぎもご注意ですよ!